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遺骨がダイヤモンドになる。気になる値段や作り方

カテゴリー 法事・法要

手元供養

手元供養(自宅供養)の方法として、最近、注目されているのが遺骨/遺灰をダイヤモンドに加工する方法です。
ダイヤモンドと言えば、宝石の中で最も硬度で、美しい鉱物であることは知られていますが、実は、火葬後の遺骨/遺灰を使って人工的にこのダイヤモンドを作ることができるのです。
そして、この人工的に作られたダイヤモンドの輝きや硬度は天然のダイヤモンドとほとんど同じというから驚きです。

製作してくれる業者は海外にあり、スイスのアルゴダンザ社アメリカのライフジェム社が有名です。ちなみに、ライフジェム社は世界で初めて、遺骨からダイヤモンドを製作した会社です。

では、一体どのようにして遺骨/遺灰からダイヤモンドが作られているのでしょうか。また、製作にかかる費用や製作期間はどの位なのかなど、気になることがたくさんあるかと思います。
今回こちらでは、話題の遺骨ダイヤモンドについて詳しくご紹介していきます。

遺骨をダイヤモンドにする方法/作り方

まずは、どのようにして遺骨がダイヤモンドになるか、方法をご紹介します。業者により、細かい手順に違いはありますが、基本的な順番とダイヤモンド生成の方法は同じになります。

(手順)

遺骨の受け取り
遺骨を業者に送ります。
依頼する業者によって、郵送のケースと自宅まで受け取りに来てくれるケースがあります。
 
遺骨に含まれている炭素量および成分の分析と検査
遺骨に含まれている炭素の量と成分を確認します。
 
炭素を抽出
ダイヤモンドの元となる炭素を抽出します。
 
黒鉛への変換
純度を上げるため、熱処理や物理処理を行い、不純物を取り除いて黒鉛にします。
 
高温高圧法で合成ダイヤモンドを生成
ダイヤモンドの生成には、高温かつ高圧な環境が必要となります。自然界では地殻140〜190km下だけで、生成に要する期間は10億年〜33億年と言われています。
 
カット・研磨
来上がった原石をカット、研磨をして仕上げます。
 
品質検査を行い、保証書や鑑定書の発行
製作した業者が発行する証明書となります。
 
ジュエリー加工
ダイヤモンド生成は海外で行い、日本国内の定型業者にてジュエリー加工するのが主流です。

このように、人工的に作られたダイヤモンドのことを、「合成ダイヤモンド」と言います。
出来上がった合成ダイヤモンドの硬度や輝きは、天然のダイヤモンドと殆ど同じになるといわれているから驚きです。
ダイヤモンドを生成している成分と同じ炭素を使い、天然ダイヤモンドが作られる状況と同じ状況を作ることにより、実現できるのです。

製造会社の一つである、スイスのアルゴダンザ社では、ダイヤモンドの製造現場を公開しています。実際にスイスに出向いての見学はもちろん、ウェブでも公開しています。

そして、遺骨ダイヤモンドの場合、出来上がったダイヤモンドに着色をするケースと着色をしないケースがあります。
着色をしない場合は、遺骨に含まれている成分によって色が変わってきます。無色透明のものから、ブルーがかった物まで、出来上がるまで分かりません。とても神秘的ですね。

また、合成ダイヤモンドの製造は、ご年配の方やご病気の方で遺骨がもろい状態であっても可能なケースが殆どです。これは、骨の状態によって製作できるできないが決まるのではなく、炭素で左右されるためです。

遺骨をダイヤモンドにする価格

では、次に価格について説明していきます。
遺骨ダイヤモンドを製作する価格は、天然ダイヤモンドと同じで、カラットやカット、デザインにより異なります。カラットとは、宝石の重さの単位で、1カラットは200ミリグラムになります。

カットとは、研磨の方法となります。
研磨の方法によって、同じダイヤモンドでも光の入り方が変わるため、輝き方が異なります。
また、遺骨ダイヤモンドを使って、ペンダントや指輪などのアクセサリーの製作を依頼する場合には、デザインに拘りたくなります。

参考価格として、原石製作のみの場合0.20カラット420,000円〜、カットダイヤモンドの場合480,000円〜となります。サイズが大きくなると金額も上がり、1.0カラット原石の場合は1,980,000円〜、カットダイヤモンドの場合は2,480,000円〜となります。

依頼する業者により、多少の価格差はありますが、0.20カラットの場合は40万円台、1.0カラットの場合は200万円前後が価格の相場となります。

ここがポイントPOINT
 
 
価格は何で決まるの?
●カラット
●カット
●デザイン

ダイヤモンドにするために必要な遺骨/遺灰の量

遺骨

必要な遺骨の量は7g〜300g位と業者によって幅があります。
遺骨から抽出した炭素のみで製作する業者に依頼する場合が最も多くの遺骨の量が必要となり、約300gが必要とされています。

焼却後の全遺骨の1/4~1/5の量を使うことになります。全ての遺骨を収骨する東日本の場合は特に問題ありませんが、主要な骨のみを収骨する西日本側の場合は、半分以上の遺骨を使うことになりますので、分骨など検討されている場合は、事前に確認をすることをお勧めします。

なお、分骨した遺骨やお子様の遺骨など、量が少ない場合、業者によっては事前に炭素の量を検査してもらうことで製作の可否を確認してくれます。

ここがポイントPOINT
 
 
遺骨の量
必要な遺骨の量は、依頼する業者によって異なります。

ダイヤモンドを作る時の気になる疑問

遺骨ダイヤモンドを作る時の気になる疑問に、ズバリ回答していきます。ぜひ、参考にしてください。

Q.本当に遺骨/遺灰からダイヤモンドが作れるの?

A.遺骨/遺灰から作るダイヤモンドは、故人の遺骨/遺灰から炭素を抽出して作られる「合成ダイヤモンド」と言われるものです。天然石のダイヤモンドに近い結晶ができあがります。
きちんとした業者に依頼をした場合は、証明書鑑定書が発行されます。

Q.製作にかかる期間はどのくらい?

A.一般的に約4ヶ月〜6ヶ月の期間を要すると言われています。注文が集中している時や依頼した加工方法によって期間も変わってきますので、依頼する時に確認をしましょう。

 

Q.ペットの遺骨でもダイヤモンドを作ることは可能なの?

A.ペットの遺骨でも人骨と同様、ダイヤモンドを作ることが可能です。人骨と混合しないよう、専用の製作所を設けている業者もあります。

まとめ

決して安くない遺骨ダイヤモンドですが、お墓一基の値段と比較した場合、あまり変わらない金額になると考えると、選択の一つになるのではないでしょうか。
遺骨ダイヤモンドのメリットの一つとしては、全ての遺骨を使うわけではないので、残った遺骨はお墓や納骨堂に納骨したり、手元供養として、自宅に置くこともできます。

製作期間が長く、高額ではありますが、大切な故人と一緒にいると感じることができ、それにより心穏やかな日々を過ごすことができるというメリットもあります。

業者によって、様々なサービスがありますので、検討される時には、どのようなサービスを提供しているかも検討材料とすると良いでしょう。

遺骨を宝石や、ガラス細工にする手元供養についての記事もご参照ください

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この記事はよりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)が書いています
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