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棺桶の選び方と、棺に入れて良いものとダメなもの

棺桶画像

身内に不幸が訪れたとき、ご遺体安置の後、棺にご遺体を収めることになります。 そのために必要となるのが、棺となります。 棺の準備は、葬儀会社にお任せすることがほとんどですが、実は、大きさや材質、施されている彫刻や飾りなどにより値段に幅があります。

棺は、火葬によって焼いてしまいますが、故人をお納めする大切なものとなります。棺選びで悔いを残さないためにも、棺に関しても事前に調べて、選ばれることをお勧めします。

こちらでは、棺選びの基準となる「サイズ」「種類」「値段」について詳しく説明します。 また、併せて棺の中に入れる品物についてもご案内しますので、お役立てください。

ここがポイントPOINT
 
 
棺桶は必需品
棺桶はどうせ焼かれてしまうから必要ないのではと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、日本の火葬場では、ご遺体を棺桶に納めた状態でないと火葬を引き受けてもらえませんので、棺桶は必ず必要なものとなります。
なお、棺が不要と勘違いしやすいのは以下の場合となります。いずれの場合でも、棺は必ず準備をしましょう。
(直葬を選ばれた場合)
お通夜や告別式を執り行わず、亡くなられた場所から直接火葬場にご遺体を移送する形です
(家族葬や密葬を選ばれた場合)
家族や限られた親しい知人の方だけで執り行う葬儀の形です

棺桶の選び方

葬儀会社の方と棺について打ち合わせをする際、まず確認されることは故人の身長と体重です。
棺のサイズを決めるために最も必要な情報となります。サイズを決め、形や材質などの種類を決めると値段が決まります。

では、棺を決める順番に沿って、詳しくみていきましょう。

ここがポイントPOINT
 
 
実は、火葬場の釜にも規格があります。
日本の火葬場の場合は、180cmを規格としているところが大半を占めています。
棺桶のサイズによって火葬場も決まるということは、あまり知られていませんが、知識の一つとして持っていると良いでしょう。
棺のサイズを決めましょう
一般的に、棺の基本サイズは6尺(180cm)とされていますが、故人の身長によって変わってきます。
サイズを決める時の目安として以下を参考にしてください。
  ・サイズの表記:尺(約30cm)身長+10〜15cm
  ・サイズの決め方:身長+10〜15cm *死後硬直により足の指先まで伸びてしまう分プラスが必要
 
棺の種類を決めましょう
棺の種類には基本的に4種類あります。
なお、以下の4種類以外にも材質として石棺がありますが、火葬用としては適していません。
  ・木棺
    天然木材(檜、もみ、桐等)もしくはフラッシュ(2枚のベニヤ板を貼り合せた板材)を使用します。
  天然木材には、彫刻(二面彫刻、三面彫刻、五面彫刻)を施したり、漆を塗ることができます。
    フラッシュには、木目調などの柄をプリントした特殊な紙を貼りつけ、「プリント棺」にできます。
・布棺
  長方形の棺の周りを布で巻いている棺です
・エンバー棺
  アクリル板で中を覆っている、エンバーミング処置を施したご遺体専用の棺です
 エンバーミングに関しては、以下のページで詳しく説明していますのでご参照ください。
 エンバーミングについてはこちら
・エコ棺
  間伐材もしくはダンボールで作られている棺
 
棺の形状を決めましょう
棺の形状は主に5種類あります。形状は、宗教・宗派によって決められていることもありますので、決まった宗教・宗派での葬儀を予定されている方は、事前に確認しておきましょう。
また、地域によっては風習としてしきたりがある場合がありますので、付き合いが密接な地域にお住いの場合は、ご近所の方の意見を伺うことも忘れないようにしましょう。
なお、形状によっては、最近人気が出てきている折りたたみ式の棺もあります。
  ・箱型:蓋部分は平らで、長方形の形状で「キャスケット型」「平棺(ひらかん)」とも呼ばれます
  ・山型:蓋部分が台形に盛り上がっている形状のもの
  ・船型:頭部が広く、足元が狭くなっている形状で「コフィン型」とも呼ばれます
  ・かまぼこ型:蓋の上部分が曲線を描く形状になっているもので、「アール型」とも呼ばれます
  ・インロー型:蓋の縁の部分が印籠のようにはめ込み式になっている形状のもの
 
棺の値段が決まります
ステップ①〜③を決めると値段が決まります。
以下に種類によっての値段の目安を記載しますので、参考にしてください。
  ・木棺:約4万円代〜100万円以上
  ・布棺:約1万円代〜30万円代
  ・エンバー棺:約10万円代〜30万円代
  ・エコ棺:約5万円代〜20万円代

棺に入れるものについて

棺の中に収めるもののことを「副葬品」と言います。
火葬する関係上、火葬場ごとに取り決めがありますので、副葬品に関しては、事前に火葬場もしくは葬儀会社に確認しておくと良いでしょう。

もし、確認を怠り、不注意で規定外の物を入れてしまい、火葬炉が故障するなどの事態を招いてしまった場合、損害賠償を請求されてしまうこともあります。時間の無い中でのことではありますが、滞りなく儀式を終えるためにも気をつけましょう。

棺に入れて良いもの

棺の中に収める品物としては、主に故人が愛用していたものや故人に手向けたいものになります。
以下に参考として品物を記載しましたので、参考にしてください。

棺に入れてダメなもの

一般的に棺に入れることを禁止されているものとしては、金属などの燃えないもの、発火性・有毒性のあるもの、水分を多く含んでいるもの、灰かすが大量に発生するものなどが対象となります。
例として以下に示しますので、参考にしてください。

棺に入れる時に注意が必要なもの

棺に入れてはいけないものとして規定はありませんが、控えた方が良いものがありますので、併せてこちらでご紹介します。

まとめ

棺に関して説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

棺はご遺族の方が決めることが多いかと思いますが、生前にご自身で棺を決めていらっしゃることもあります。想定していたよりも、棺の種類の多さや金額に驚かれた方、焼いてしまうものに安くない金額をお支払いすることに躊躇された方もいらっしゃることでしょう。

しかし、棺は故人に静かにお休み頂く場所になりますので、気持ちを込めて選んでさしあげてください。
故人と残された家族が、最後の時間を穏やかに過ごされることをお祈りしています。

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この記事はよりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)が書いています
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