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火葬の時間・骨上げ(拾骨)の流れ・手続き・火葬中のマナー | 一般的な葬儀

カテゴリー 葬儀の流れ

火葬の時間・骨上げ(拾骨)イメージ

火葬の時間はどれくらい?火葬したお骨の骨上げ・骨揚げ(拾骨)マナーは?火葬場には誰が参列するの?など、火葬マナーには不安がつきものです。火葬の意味は、ご遺体を焼いて残った骨を葬ることです。このため、火葬場が、故人との最後の別れの場となります。火葬の前に、棺のふたを開けてお顔に触れたり、お別れの言葉をかけたり、冥福を祈って厳かに過ごしたり、人それぞれのお別れの時間があります。
特に喪主の方であれば、火・埋葬許可証を事前に取得しておく必要があり、火葬の持ち物として非常に大切な役割があります。
火葬の流れは地方や宗教により異なりますが、ここでは、一般的な仏葬での火葬場でのマナーや骨葬の流れ、しきたりについて解説していきます。

火葬場に向かう前の出棺のあいさつ例文・文例

告別式終了後、故人との最後の対面が終わり、お棺の蓋を閉めると、遺族、近親者、親しい友人の男性6人ほどの手で棺をかかえ霊柩車まで運びます。棺を霊柩車に納めた後、火葬場へ向かう前に、喪主または親族代表が出棺の見送りをしてくれる会葬者に対してお礼の挨拶をします。

出棺のあいさつ例文・文例

私は故人の長男の〇〇でございます。本日は、ご多忙中のところ、故〇〇〇〇の葬儀・告別式にお運びいただきまして、誠にありがとうございました。
父はここ数年、入退院を繰り返しておりましたが、一昨日、様態が急変いたしまして、家族に見守る中、息を引き取りました。
生前はひとかたならぬご厚誼にあずかり、深く感謝しております。今後とも私共遺族に対しましても変わらぬご支援、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
本日は最後までお見送りいただきまして、ありがとうございました。

葬儀で焼き場(火葬場)へ参列する人

火葬場に参列するのは、告別式に参列した方全員ではありません。火葬に参列するのは、喪主、ご遺族、親戚、故人と親しかった友人や知人などです。それぞれが分譲して火葬場に向かうことになります。

ここがポイントPOINT
 
 
霊柩車に続く車には、位牌を持った喪主、僧侶、遺影を持った遺族代表が乗ることになりますが、僧侶が同乗する場合、後部座席の後ろに僧侶が乗り、その横に喪主、運転席の横(助手席)に遺影を持った遺族代表が乗ることになります。それに続く車には遺族、近親者、友人、知人と血縁の深い順に乗ることが一般的です。マイクロバスで火葬場に向かう場合は、運転席の後ろに喪主、その隣に遺族代表、それ以降は血縁の深い順に座ります。また、どうしても故人に心惜しい気持ちがあり、火葬場に同行死体という場合はご遺族に許可をいただきます。ご近所の結びつきの高い地域ではご近所の方が火葬場に参列することもあります。

火葬ではなく地域によっては骨葬の場合もある

火葬場に参列する方は確認していると思いますが、地域によっては“骨葬”もあります。骨葬での葬式はさきに焼き場に行き火葬を執り行い、お骨になって式場に帰ってきて葬儀式を執り行うことで、遺体ではなく葬式を骨で執り行うのが骨葬です。骨葬が一般的という地域もありますので注意が必要です。

ここがポイントPOINT
 
 
骨葬の地域には北海道・東北地方が多く、関東地域に行くほどに徐々に葬儀後の火葬が多くなってきます。関西地方・中国地方・四国地方なると葬儀後の出棺する場合とお骨での葬儀とが入り乱れています。九州地方になると、熊本市内がお骨での葬儀があるだけで、その他は葬儀後の出棺が多いです。参列者にも事前に葬儀前の出棺になるのか、葬儀後の出棺になるのか、お伝えできた方がよいでしょう。火葬場まで参列くださるかどうかも確認しておくと、移動手段や会食などの準備の際に役立ちます。

火葬の手続き(火・理葬許可証)について

火葬許可証がなければ火葬ができません。また、火葬が終わった後に埋葬する場合も、埋葬許可証を市役所や墓地などを管理している所に提出する必要があります。
火・埋葬許可証は死亡届を市役所に提出する際、同時に「死体火葬許可申請書」を作成し、申請を行うことで発行してもらえます。手続きは死亡届同様に、死亡地、本籍地、住所地のいずれかの市町村の戸籍・住所登録窓口に提出します。その直後に死体火葬許可証が交付されることになり、死体を火葬することが許可されます。

火葬許可証の手続きに必要な書類は、亡くなった病院から発行された死亡診断書、もし検視が執り行われた場合は死体検案書が必要となります。そして、書類上に間違いがあった場合に必要な届出人の印鑑(認め印でOK)が必要です。
死亡届の届出人にはどのような関係の方がなれるのかを確認しましょう。
家族がいる場合にはスマートに手続きは済むことでしょうが、家族がいない場合には死亡届の届出人になってくれる方を探さなければなりません。

届出人の条件は同居の親族・同居していない親族・同居者・家主・地主・家屋管理人・土地管理人・公設所の長となっています。死亡届を提出できる場所も制限があります。死亡届を提出できる場所は、死亡した土地・死亡者の住所、届出人の現住所地となっています。

火葬許可証は事前に葬儀社の係の人に預けて、火葬場まで持って行ってもらい、火葬場の係りの人に渡してもらうのが一般的です。また、注意が必要なのは「心づけ」を忘れずに用意しておく必要があるということです。

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火葬で「心づけ」は誰に渡す?目安・相場について

火葬や告別式にかかわる人にお礼(お金)を渡すことを「心づけ」と言います。火葬では、火葬場の係員、霊柩車や火葬場への送迎のハイヤー、マイクロバスの運転手などに心づけを渡すことが一般的です。心づけは半紙で包む、あるいは白封筒や不祝義袋に入れて渡します。

心づけを渡すタイミングは、火葬場に出発する前か火葬場から帰ってきたときに渡します。また、心づけの金額の目安・相場は渡す人によって異なります。次の「心づけの相場」を目安としてください。

「心づけの相場」

  • 霊柩車の運転手     ・・・3,000~5,000円
  • ハイヤーの運転手    ・・・2,000~5,000円
  • マイクロバスの運転手 ・・・3,000~5,000円
  • 式場の係員        ・・・3,000~5,000円
  • 火葬場の係員      ・・・3,000~5,000円

 

ただし、公営の火葬場では受け取ることが禁止されていますので、渡さないことがルールです。

火葬場につくとまずは「納めの式」を行う

火葬場に到着しますと、火葬する棺を炉の前に安置しますが、火葬場の手順によっては火葬のためにすぐに炉の中に入れる場合もあります。その後、炉の前にある机に持ってきた位牌と遺影を飾ります。出棺の時にも花を入れてお別れ(別れ花)をしますが、火葬場の祭壇の前で最後のお別れがあります。これを「納めの式」と言います。
納めの式の流れは、僧侶の読経、焼香に続き、血縁の深い順に喪主、遺族、近親者、会葬者が、焼香、合掌、拝礼をします。
また、棺の小窓をあけて故人との最後の対面をすることもあります。
ここでのお別れが、本当に故人のお顔を見られる最後の機会となりますので、しっかりお顔を見て、感謝の気持ちを込めてお別れをしましょう。
お寺様は葬儀式だけで、火葬場には御供されない場合もあります。

柩の小窓

火葬にかかる時間の目安と火葬場での流れ

火葬にかかる時間は約1時間かかります。また、火葬の時間帯は12時から14時が最も多いです。遺族には火葬場で納めの式が済みますと、火葬のスイッチを押す役目が待っています。

ここがポイントPOINT
 
 
火葬場の火葬スイッチは喪主が押すものとの解釈があるようですが、必ずしもそうである必要はなく、火葬場に行かれた親族が押しても大丈夫です。
地域によっては火葬場の職員が押すこともあります。

天寿を全うした故人ならば火葬のボタンを押すという行為を家族の誰かができるかもしれませんが、急な別れや、若くしての別れなど、亡くなった方に一番近かった喪主が点火ボタンを押すことは誠に偲びありません。
骨上げはつらい、と考える場合、喪主が火葬場でボタンを押せないということもあると思います。その場合、喪主の子か兄弟などが変わりに押してあげるのも優しさかもしれません。また、どうしても「骨上げしない」という場合は、骨不要と申し出ればお骨は放棄したことになり処分されます。
火葬場の中で火葬を待つ間、遺族は僧侶と参列者を控室でもてなすことになり、僧侶には上座に座ってもらいます。もてなしには、茶菓子や軽食などが必要になりますので、事前に火葬場で用意できるのかを葬儀社の人に確かめて火葬を手配してもらうようにしてください。

火葬場では1時間半から2時間が平均

火葬の時間は1時間くらいですが、その他の骨上げ(骨揚げ)などを含めると全体で1時間半から2時間くらいの時間が必要になります。
火葬時間は亡くなった方の体格や年齢でも時間に変化があり、「副葬品」も火葬時間に大きく影響します。副葬品とは棺の中に入れる故人の思い出の品物のことを言います。燃えるものなら何でも入れても良いという考え方が定着していますが、燃えればよいという訳ではありません。
プラスチック類・ゴム類・発泡スチロール類はダイオキシンや悪臭を発生させ、一緒に火葬するとお骨に色がついたりします。

火葬が終わると、お骨が冷めるまでの冷却時間がありますが、火葬で指輪・眼鏡などの金属類がある場合は、お骨が冷めても金属類が冷めるまで待たないとなりません。
こういった理由でも火葬場での待ち時間が変わってきます。

ここがポイントPOINT
 
 
副葬品は柩に入れる前に葬儀社に相談することをお勧めします。想い出の雑誌や書籍は表紙だけにする等、遺族の思いも汲みつつ最適な提案をしていただけることでしょう。

火葬場での火葬中の過ごし方・マナー

点火ボタンが押されると火葬・収骨の案内があるまでの間、待ち時間があります。この火葬場での待ち時間の過ごし方は地域によって大きく二つに分かれます。
火葬場に控室があるので、控室で収骨の案内があるまで待つ形式と、点火を済ませたら、祭場に戻って精進落とし(精進上げ)の会食を執り行い、収骨の時間に合わせて火葬場に戻る形式です。
二つの方法がある大きな理由は、火葬場が近くにあるかどうかです。火葬場が斎場の近くにある場合は、わざわざ火葬場で待たずとも、火葬の待ち時間を有効に使い精進落とし(精進上げ)を執り行った方がすべての終わりが早くなります。ただし、いまは火葬場で精進落としの会食用の部屋が用意されている場合も多いので、葬儀社とよく打合せ、納得のいく見送りになるようにしてください。
精進落しの席を設ける場合は、遺族はマナーとして、故人を偲ぶだけでなく、会葬者に遠方から駆けつけてくださった御礼と故人が生前お世話になった感謝の気持ちを示すことです。
献杯から会食の流れを見計らって、喪主や遺族は親族や会葬者の席を回り、飲み物を進めながら心からの御礼を伝えましょう。

火葬の骨上げ(お骨拾い)マナー・骨上げの作法

火葬ではお骨拾い・骨上げを行うことになります。お骨拾い・骨上げとは(収骨とは・火葬とは)火葬後、火葬された遺骨を骨壺に収めることを言いますが、骨揚げ(こつあげ)ともいます。また、火葬で骨を拾うことを収骨(しゅうこつ)、拾骨(しゅうこつ)、骨拾い(こつひろい)ともいいます。
アナウンスなどで、間もなく収骨になりますと案内がありますので、控室を利用していたら、片付けて帰る準備をしましょう。この時に火葬場によっては炉の鍵がありますので、鍵を預かってる遺族の方は鍵を火葬場の職員まで届けて下さい。
収骨の準備が整ったとのアナウンスがあれば、収骨室へ向かいます。収骨室へ遺族・親族が揃えば、お骨の説明があります。
説明が終わると、火葬場でお骨を骨壺へと収めていきますが、骨上げは箸を使って行います。火葬場での骨上げは、二人一組となり、それぞれが竹の箸を持ち、一つのお骨を一緒にはさんで骨壺に納めます。お骨拾いで箸(収骨で箸)を使うのは、骨上げの意味(お骨拾いの意味)として、この世からあの世への「箸渡し(橋渡し)」という収骨の意味があります。また、故人でも火葬は熱い?骨上げが怖いという方も少なくありませんが、どうしてもできないのであれば無理にする必要はありません。

2人1組で1片から2片を納め、次の人も同様にお骨を拾います。骨上げの順番(火葬ばでの順番)は、喪主から遺族、近親者、友人・知人と故人との関係の深い順となります。また、骨を納めるのにも順番があり、下半身から上半身へと拾い、最後に故人と最も縁の深い人が収骨し喉仏を拾います。なお、火葬での燃え方を見ることはありませんし、骨上げは子供には難しいこともありますので、無理にまでさせる必要はありません。

そして、火葬場で骨上げ・喉仏(お骨拾い・喉仏)が終わると、火葬場の係員が骨壺を白木の箱に入れ、綿袋(きんたい)をかけてくれるのですが、箱の中に納骨の際に必要になる「埋葬許可証」を一緒に入れてくれますので、なくさないように注意が必要です。

葬儀の骨上げ・収骨の方法は地域によって異なる

骨上げの方法には、主に「全収骨」と「部分収骨」の2つがあります。全収骨は関東地域と北海道を含む東日本に多く見受けられます。部分収骨は関西地方を含む西日本で多く見受けられます。また、真宗大谷派の場合は、「真宗本廟 収骨」によって東本願寺にお骨の一部を納めることもあります。

全収骨は骨壺が6寸(約18㎝)から7寸(約21㎝)まで大きめの骨壺部分収骨は3寸(約9㎝)から5寸(約15㎝)までの小さめの骨壺を使用することが多いです。
気を付けていただきたいのは葬儀、火葬をする地域と納骨方法が違う場合です。この場合は骨壺がお墓、もしくは納骨堂に入らない可能性が出てくるからです。
火葬する地域と納骨する地域が変わる場合には納骨堂のサイズの確認をすることをお勧めします。
収骨が終わると、斎場か自宅に帰り精進落とし(精進上げ)の席を設けたり、還骨法要や初七日法要が執り行われたりします。収骨後の流れも含めて確認しておきましょう。

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この記事はよりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)が書いています
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