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内輪でも気をつけるべき、家族葬のマナー

カテゴリー 葬儀マナー

家族葬は、通夜や告別式等形式に捉われず、極々内輪だけで故人を偲ぶ葬儀です。

故人やご遺族の意向を色濃く反映させて行える御式ですが、それだけに家族葬だから守るべきマナーがあります。
香典や弔問の仕方、友人知人への連絡方法など注意点をまとめてみました。

家族葬とは?

家族葬とは、端的に言うと家族と親戚(身内)だけで執り行う葬儀のことです。基本の手順等は密葬を元に行う事が多いようです。

家族だけで気兼ねなく、故人の意に沿って執り行える自由さがうけている反面、自由度が増せば増すほど、短時間に家族だけで準備をすすめるのは不可能に近く、実際は葬儀社と相談しながら決めるケースが殆どです。

最近の葬儀社は様々な執り行い方を提案しているので参考にするとよいでしょう。
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費用を抑えたタイプやシンプルでも格式あるタイプ等、主に4タイプ取り揃えているので御覧になると参考になるかと思います。

家族葬にする理由

家族葬が着目された発端は、近年の高齢化にあると言われています。退職後は、年々社会との繋がりが希薄になります。

友人知人も共に高齢になる中亡くなられる方、病気で入院される方等が増え、葬儀に参列できる人数が極めて少数になるのが実情です。『それならいっそのこと家族だけで』と家族葬を選ぶ方が増えると共に認知度も上がってきました。

現在では高齢者の方に限らず、義理や儀礼を省きたい、費用を抑えたい、身内だけで静かにお別れしたい、故人の遺言等々様々な理由で家族葬を選ぶ傾向にあるようです。

家族葬のマナー

形式に捉われずシンプルにという基本スタンスなだけに、マナーよりも故人の意向に沿うことを第一に考える葬儀ですが、家族葬だからこそ守らなければいけないマナーがあります。

家族や親戚以外の親族(近親者)の参列は避ける

家族と親戚以外は参列しないのがマナー。
基本的な目安として二親等までの親族、そして二親等以外の同じ住居で生活している親族の参列が普通です。

たとえ親族であっても三親等以上の場合は、事前に喪主やご遺族から要請が無い限りは参列しないのがマナーです。
「最後のお別れは家族だけで」それが家族葬です。一家団欒を邪魔するのと同じ行為であることを心得ておきましょう。

香典辞退をするのが基本マナー

喪主は香典を辞退するのが基本マナー。

一般的には、家族葬の場合お香典は必要ないとされています。 
理由として、喪主にお香典返しの手間や気遣いをさせない配慮からです。

親しい人は後日、線香をあげに行く

家族葬の場合は、後日個別に伺ってお焼香をさせて頂くのが普通です。
ご遺族にとってはまだまだ雑務に追われ、お気持ちも落ち着かれていない時期でもあります。出来ることなら事前にご遺族のご都合をお聞きして、伺うようにしましょう。

弔問時の注意点

・香典、供花、お供え物を持参
弔問する時は供花、お供え物とお香典は忘れずに持て行きましょう。
お香典はその場で辞退されることもありますが、受け取って下さる場合も多々あります。

・服装は、地味な色合いで控え目な平服
服装は、お葬式に参列する訳ではないので正式な喪服は避けます。控え目な平服で良いとされています。
また、靴は玄関で脱ぐ場合が多く結構目立ちます。気を配るのを忘れないようにしましょう。

家族葬参列者の香典の相場

家族葬に参列する時はお香典を用意するのが普通です。
参列者の年齢によっても違いがあり、若い方程金額は低く年齢が増すごとに金額も増えていくのが一般的です。
大体30歳以上を想定した場合、おおよその相場は以下の通りです。

  • 故人が両親の場合・・・・・・・・5万円~10万円
  • 故人が兄弟姉妹の場合・・・・・・3万円~5万円
  • 故人が兄弟姉妹の配偶者の場合・・3万円~5万円
  • 故人が祖父母の場合・・・・・・・1万円~3万円
  • 故人が叔父(伯父)、叔母(伯母)場合・・1万円~3万円
  • 故人が従妹、甥、姪の場合・・・・1万円~3万円
  • 故人が嫁の両親(実家)の場合・・・3万円~5万円
  • 故人が嫁の嫁ぎ先の祖父母の場合・・・1万円~3万円

その他、友人のご両親の場合は5千円位、会社の上司や同僚等の家族の場合は5千円から1万円位がおおよその相場となっていますが、地域によって違いがあるようです。

弔電について

基本的に、弔電は殆どの場合打って(送って)も差支えありません。むしろ口頭でご挨拶できない代わりに弔電を打つ行為は好ましいとされています。

但し注意したいのは、「香典や供物一切を辞退させて頂きます」旨の通知があった時です。弔電も「一切」に含まれると解釈して遠慮した方がよいでしょう。「今は静かにしておいて下さい」と思っていらっしゃることを察し、何もせず見守る気持ちも大切な思いやりですね。

家族葬の通知方法・連絡手段

家族葬の日時が決まったら、速やかにお伝えすべき人達へ事実だけを端的にお伝えします。

連絡は電話がよいでしょう。親しい方にはメールで通知してもよいのですが、確実性からすると相手がメールを見ているか判断し辛く、またすぐに見るとは限らず、伝わるまでに時間がかかる場合があります。

会社関係や所属している団体などへの連絡はFAXを使う場合もありますが、代表者や親しい人に電話で知らせた方が確実でしょう。

通知する時は、身内だけで家族葬を執り行う旨お知らせします。その際、お香典の辞退もお伝えします。

基本的に、連絡と通知方法は電話と案内状の送付と心得ておくと良いでしょう。

家族葬の費用

費用は地域によっても違うようですが、大体格安価格帯として20万円位から50万円位、葬儀の全国平均が200万円前後という記事を見た事がありますが、家族葬もピンからキリ迄です。

家族葬には色々なパターンがあり「シンプルにしたいけど格式は保ちたい」という場合は一般の葬儀と殆ど変わらないことが多いです。また「余計なものはしないで質素に」とお通夜に僧侶を呼ばないケース等は費用が抑えられます。ケースバイケースで費用も様々。

本格的な葬儀に比べ家族葬は、希望に合わせてアレンジできる葬儀なだけに相場はあってないのが実情です。費用面でも葬儀社と相談をしながら事前に見積を出して貰いましょう。

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家族葬と密葬の違い

家族葬が内輪で行う小規模な葬儀であるのに対して、密葬は本葬の前に何らかの理由で、極々内輪だけでお通夜から火葬までを行う葬儀です。

最近よく行われる例としては、密葬を家族だけで行い、後日会社関係者中心に参列する社葬。また「お別れ会」「偲ぶ会」等と名付けて友人知人等多数の方が参列する大規模葬儀を行う2段構えの葬儀です。最近では、2段構えの葬儀でも密葬の代わりに家族葬を行う事も多くなっているようです。

また、密葬だけで済ませる場合もあります。例としては、自殺や事件がらみなど他人に知られたくない場合等は秘密裏に密葬だけで済ませます。

まとめ

何事においても、外見より中身優先の考え方が浸透している昨今、葬儀においても年々家族葬を選択する人が増えているのも納得するところです。

自由志向は家族葬にも反映され執り行い方も様々になりました。しかし自由度が増せば増すほど纏まらず苦労するのも事実です。現実的には、柔軟に対応してくれる葬儀社と相談しながら故人の思いを込めたやり方を決めるのが無難でしょう。

最近では、分かり易く分類されパターン別に費用を設定している葬儀社やニーズに合わせて様々な提案をしている葬儀社もあります。プロの意見を参考にしながら、家族葬こそ故人を偲ぶのに相応しいやり方でご供養したいものですね。

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