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真宗興正派の特徴は?宗祖や経文への理解を深めよう!ほかの宗派との違いも紹介

カテゴリー 宗教

真宗興正派という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。しかし、実際にどのような宗派であるのかを知る人は少ないかもしれません。そこで今回は、真宗興正派とはどのような宗派なのか、その歴史や特徴、宗祖について触れながら解説します。

真宗興正派の歴史と親鸞の教え

浄土真宗の一派である真宗興正派は、親鸞を宗祖として興正寺に開山しました。承元元年(1205年)の念仏禁止により、親鸞は越後に配流されましたが、建暦2年(1212年)には越後から戻り京都山科にお堂を構え、興正寺と名付けました。その後、親鸞は阿弥陀仏を世に広めるために関東へと旅立ちました。

興正寺は、元応2年(1320年)に寺基を汁谷(渋谷)に移し、後醍醐天皇より阿弥陀仏光寺の勅号を賜って以来、仏光寺と両号を用いることになります。さらに文明13年(1481年)蓮教上人によって興正寺は山科西野に再興され、両山に分かれました。

蓮教上人は本願寺の蓮如上人と共に念仏を広めることに奔走しましたが、天文元年(1532年)8月、山科の興正寺は兵火によって消失し、ご真影が大阪天満に移されました。その後天正19年(1591年)顕尊上人の代に、本願寺と共に寺基を現在の地に移しました。蓮教上人以来、興正寺は本願寺と共にありましたが、明治9年、本寂上人により別派として独立するに至りました。さらに明治35年11月、不慮の火災によって本堂などが、ほぼ消失してしまうという不幸に見舞われました。しかし本常上人により直ちに再建に着手し、明治45年には現在の両堂大伽藍が完成しました。興正寺は念仏禁止や火災による変遷などを経て、780年以上の歴史のある宗派なのです。

真宗興正派の宗祖は浄土宗を継ぐ親鸞聖人

真宗興正派の宗祖と言われているのは、親鸞聖人です。親鸞聖人は、鎌倉時代の人物です。親鸞聖人は明治9年に明治天皇から見真大師(けんしんだいし)の名を賜りました。真宗興正派は、浄土真宗宗派の一派であり、宗祖である親鸞聖人は、浄土宗を始めた法然上人の教えを継いでいます。

浄土宗の宗祖である法然上人は、出家して厳しい修行をしなければ救われないと考えられていたそれまでの仏教の教えではなく、お釈迦様より教えられた、どんな人でも救われるという道を開いた人物です。興正派の2世は親鸞聖人の弟子である、真仏上人です。

本願寺は親鸞聖人と血のつながりがある子孫が継いでいきますが、興正派はしばらくの間、弟子が引き継いでいくことになります。

真宗興正派の本山と各都市のお寺

真宗興正派の本山である興正寺の寺号には、日本に仏教を広めた聖徳太子に倣い「正しい法を興す」という意味が込められています。鎌倉時代、当初は京都の山科に建立された興正寺は、現在に至るまで移転などの多くの変遷を経ていますが、創建当時からの「正しい法を興す」という思想は変わらず、その歩みは続いています。

真宗興正派のお寺は、香川県に最も多いと言われています。真宗興正派のお寺は、現在500寺弱であると考えられていますが、その約4割が香川県(讃岐)に集まっています。場所で見ていくと、丸亀市から観音寺方面の西讃に71、綾歌・坂出市から讃岐市方面には127か所もの真宗興正派のお寺があります。香川県の仏教寺院の数が880ほどであると言われているので、約2割は真宗興正派の寺院であると言えます。真宗興正派は、北海道・大和・阪神・東讃・西讃・鹿児島・特設中央の7か所に教区が分かれています。そのうち香川県には200ほど、北海道や、奈良、阪神にはそれぞれ60、鹿児島には20ほど寺があります。関東にはほとんど真宗興正派の寺はなく、東北に至ってはゼロであると言われています。

真宗興正派の本山興正寺の歴史

本山興正寺は当初、京都の山科に開山しました。その後、親鸞聖人は阿弥陀仏を広めるために関東へと旅立ちます。1212年の開山後、1320年には寺基を現在の渋谷である汁谷に移します。その際に、御本尊から光が射したことで、御醍醐天皇より「阿弥陀仏光寺」の名前も受けます。依頼、興正寺と仏光寺の両号を用いることになりました。

1481年に蓮教上人によって、興正寺は山科西野に再興され、仏光寺はその弟である教誉上人が継ぐことになりました。真宗興正派の本山は、2つに分かれましたが、後に統一されることになった歴史があります。

真宗興正派の本山にある御影堂と阿弥陀堂

真宗興正派の本山にあるお堂の中で最も大きいのが「御影堂(ごえいどう)」です。御影堂は、明治45年(1912年)に再建されました。横幅が33メートル、奥行が41メートル、高さは28メートルもあります。御影とは宗派を開いた宗祖のことをいいます。興正寺で最も大きな建物である御影堂の中には、正面に宗祖である親鸞聖人のご真影を安置しています。その姿は親鸞聖人の40歳頃の姿であると考えられています。

御影堂の右手にある建物は、「阿弥陀堂(あみだどう)」です。阿弥陀堂は、大正4年(1915年)に再び建てられました。屋根は二重であり、御影堂と同じ位の高さがあります。広さは御影堂の半分位です。この阿弥陀堂の正面には、ご本尊とされる阿弥陀如来の像が安置されています。また阿弥陀堂の外陣灯篭の底には、抱き牡丹の装飾が施されています。抱き牡丹は興正寺の寺紋です。明治35年(1902年)に、興正寺は不慮の火災により本堂などを焼失しています。火災に遭うまでは、一つのお堂があり壮大な伽藍であったと考えられています。

名前が似ている真宗と真言宗の違い

真宗と真言宗は名前が似ていますが、全く別の宗派です。分派でもありません。共通している点は、共にお釈迦さまの教えを説く仏教であるということのみです。

現在の日本には、伝統的な仏教の宗派が十三宗あります。真宗(浄土真宗)や真言宗はそのうちの一つであると言えます。仏教には、仏になるという最終目的があり、そのことは悟りや涅槃とも表現されます。最終的にどのような道筋で仏にたどり着くかは、宗派によって異なります。

一方、真宗(浄土真宗)の宗旨は、悩みや苦しみを持ちながら過ごす日常生活の中で、阿弥陀仏の教えを信じ、念仏によって力強く生きていこうという教えです。そのため、真言宗をはじめその他の宗派にみられるような戒律は存在しません。一般の人が誰でも仏の道を目指すことができます。

真宗(浄土真宗)と真言宗が大きく異なるのは、真宗(浄土真宗)は他力念仏とも言われていることです。真宗(浄土真宗)の教えでは、自力によって仏になるのではなく、すべての人を浄土に迎えたいという他力の念仏を受け取って仏にたどり着くというものです。生死や後生の問題は自力で解決するのが困難であるため、阿弥陀仏から差し伸べられる手を、ただ感謝の気持ちで受け取り、南無阿弥陀仏と念を唱えていくことが浄土真宗なのです。一方で真言宗は、困難な問題を自力で解決して仏を目指すとされています。

真宗興正派は浄土真宗の一派!

先にも触れましたが、真宗興正派は浄土真宗の一派であるとされています。真宗興正派は、浄土真宗の親鸞聖人を宗祖として生まれた宗派です。浄土真宗の宗旨は、己の修行や善行だけを頼りにするのではなく、阿弥陀仏の慈悲により浄土に生まれることができるという教えです。宗旨とは、その宗派の教えの要旨と示した言葉です。現在、親鸞聖人を宗祖としている教団は十派あり、その中で浄土真宗を名乗っているのは、「浄土真宗本願寺派」のみです。しかし宗旨は十派全てが、浄土真宗となります。

真宗興正派の経文は3つある

真宗興正派のお経は、浄土三部経(じょうどさんぶきょう)と言われる3つの経文が基本となっています。具体的には、仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経の3つがあり、浄土真宗の法要などで唱えられます。これらの経文には、阿弥陀仏の願いや阿弥陀仏の浄土世界が説かれています。また浄土三部経に加えて、宗祖である親鸞聖人が書いた「正信偈(正信念仏偈)」も唱えられます。

なお、法要でよく唱えられる般若心経は一緒に唱えません。

真宗興正派が推進する行動

真宗興正派が提案している行動が3つあります。

仏さまの願いを聞くこと

1つ目は、お寺にお参りして仏さまの願いを聞くことです。お寺へお参りする目的は、阿弥陀さまが自分のためにかけてくださった願いを、自分自身でしっかりと聞くことです。お寺は、仏法を通して自分のことを振り返ることが出来る場所であると言えます。

仏さまに手を合わせること

2つ目は、家族そろって仏さまに手を合わせることです。家族そろってお仏壇に手を合わせることで、亡くなった人を通じて命の尊さを知ることができるのです。また同時に、浄土真宗のご本尊である阿弥陀さまに手を合わせることで、命を大切にするという気持ちを養うこともできます。

柔らかな心で互いを認め合うこと

最後3つ目は、利己的な心ではなく、柔らかな心で互いを認め合うことです。利己的な気持ちが、阿弥陀さまによって打ち砕かれたところに、柔らかな心が生まれ、互いを認め合うことができるようになります。

真宗興正派の仏壇の飾り方

真宗興正派の仏壇の飾り方は、まず、真宗興正派では赤ロウソクと、白ロウソクを使い分けます。赤ロウソクは、年忌法要や報恩講で使用し、白ロウソクは、葬儀中陰や祥月命日などで使用します。

次に、灯明とお花とお香の3点は必ず飾りましょう。さらに、ご本尊は本山である興正寺よりたまわり、仏壇の中央に配置します。右側には膝掛を置き、左側には九字名号などを飾ります。

他にも、

    • 線香は灰に立てずに折って寝かせる
    • お水はコップに入れてお供えしない
    • お仏壇のお鈴は読経の時のみ鳴らす

といった決まり事があります。

お焼香の作法は、他の宗派に比べてやや簡素です。お焼香の回数は2回です。やり方は、右手の人差し指・中指・親指でお香をつまみ、額まで上げることなくそのまま右から左へと香炉に移します。お焼香をした後、合掌と礼拝をします。浄土真宗におけるお香のお供えは、阿弥陀仏の浄土を偲び、清浄なこころで仏様を拝むために行います。

まとめ

他の宗派とは違い、戒律が存在しない真宗興正派の教えには、どのような境遇の人であっても誰にでも仏の道を目指すことができる他力本願という特徴があります。「私が」という自分中心の利己的な心ではなく、柔らかなこころを持ち、仏壇に手を合わせることを習慣にしてみてください。そうすることで、命の尊さを知り、お互いを認め合うことができる穏やかな心を手に入れることができるでしょう。

この記事はよりそうのお葬式が書いています
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