水葬とは?

世界には色々な葬儀方法がありますが、古来より故人を海や川に沈める水葬という葬儀方法あり、世界の一部の地域で行われています。例えば故人が生前海や川が好きだったから遺骨を自然に還してあげたいと考えた時に、日本では行えるのでしょうか。そこで本記事では水葬の方法や世界で水葬を行っている地域について紹介します。

水葬とは?

水葬とは、亡くなった方の遺体を川や海などに沈め葬る葬儀方法です。この方法は世界各地で行われており、土葬や火葬、林葬と合わせて四葬と言われています。

水葬には2種類あり、亡くなった方をそのまま小さな舟に乗せて海に流す舟葬と、亡くなった方をそのまま海に沈める海葬はあります。

国内では、原則水葬は刑法190条の死体遺棄罪にあたるため禁止されていますが、一部例外もあります。船舶の航行中に乗組員や乗客が亡くなった場合、条件を満たしていれば船長の権限にて水葬を行うことが出来ます。条件は死後24時間を経過している、衛生上、遺体を船内に保存できない、医師がいる場合、医師の死亡診断書を作成している、消毒や遺体の処置が適切になされる等といった条件を全てクリアし初めて行えます。

このようにごく限られた条件下でしか水葬は行われず、世界でもインドのガンジス川周辺の地域など限られた地域でのみ水葬の風習が残されています。

また、アメリカでは古来の水葬とは方法の違う、特殊な方法で行う水葬が15の州で法制化されています。

世界の水葬の状況

ここでは世界の水葬の状況について説明していきます。

インド

インドではガンジス川流域の地域で行われており、インドでは古くからヒンドゥー教の儀式の一環としてきました。手順としては亡くなった遺体をガンジス川の岸辺で火葬を行った後の遺灰をそのまま川に流します。ただ、ヒンドゥー教徒の多いインドでは水葬が最も一般的な方法のため、貧困層や葬儀代の払えない一部の人は火葬されないまま川に流すこともあります。

アメリカ

アメリカでは元々土葬と火葬が一般的な方法でしたが、2017年からアルカリ加水分解葬という新たな水葬が15の州において法制化されました。アルカリ加水分解葬では、特殊なアルカリ性溶液を満たした専用の機械の中に遺体を水葬します。2時間程度そのままの状態で放置すると、中の遺体がアルカリ溶液で分解され、茶色い液体と粉末状の骨、詰め物などに使用していた金属片のみになります。残った液体は適切な方法で排水され、骨は火葬と同じように家族に返されます。

このアクリル加水分解葬は、火葬や土葬に次ぐ第三の葬儀方法として注目されています。墓地の確保の手間がなく、従来の方法よりもコストも安く抑えることが出来るため、手軽に安く利用でき、墓地を用意することが出来ない人などに需要があります。また、火葬により発生する有毒な成分や大気汚染の心配もないため、エコな葬儀としても話題になっています。加えて、アメリカでは火葬は残酷という意識がありますが、アルカリ加水分解葬は火葬よりも残酷ではないからと、新しい水葬を希望する人も増えています。

ヨーロッパ

ヨーロッパでは北欧のスウェーデン、ノルウェーなどでは水葬が行われていました。舟葬と呼ばれ、船を用いていることが特徴です。

洋上

インドのように川に遺体を流すのではなく、海上に遺体を放つ場合もあります。1つは航行中など洋上で死者が出た場合は、世界的に行われています。日本でも同様に認められていますが、死後24時間以上経過している、遺体が浮き上がらないように処置してある、遺体の保管が困難などの条件をクリアしていることが必要です。また、仮に戦争が起きて上陸戦が行われた場合、こちらも遺体の保管が困難であれば洋上に放たれることがあります。

日本

日本では水葬は違法となります。そのため、上記のような航行中の場合を除いて行われていません。近しいものとしては、海上に散骨するというものです。遺骨や遺灰を海に撒くことは供養として行われており、実際に事業者も存在します。

まとめ

水葬の方法や世界の水葬について紹介してきましたが、前述の通り日本では原則水葬は禁止になっており、世界でも一部の地域でしかおこなっていません。故人が海が好きで自然に返したいと考えていても、個人で勝手に行ってしまうと罰則の対象になるため注意してください。適切な方法で、個人にふさわしい送り方が出来ることが一番重要です。

この記事はよりそうのお葬式が書いています
お葬式の無料相談
24時間365
ご相談受付中
0120-541-694
深夜、早朝構わずお電話ください
エンディングノート
葬儀の事前お申込みで費用が最大7万円(税抜)割引
エンディングノートプレゼント!!
エンディングノート
葬儀の事前お申し込みで費用が最大7万円(税抜)割引
エンディングノートプレゼント!!
お坊さんの手配が必要な方はこちら
お坊さん手配サービス

お葬式の無料相談

24時間365ご相談受付中
0120-541-694
深夜、早朝構わずお気軽にお電話ください

葬儀ノウハウ

コラム
宗教
知っておきたい葬儀の話
葬儀の供花について
葬儀の流れ
葬儀の種類
葬儀マナー
葬儀社の選び方
葬儀費用
通夜・葬儀の服装

copyright © 2019,Yoriso.Co.Ltd. All Rights Reserved.